REC 公式ブログ REC 人や環境にやさしいソーラーパネルを追及した結果

人や環境にやさしいソーラーパネルを追及した結果

ノルウェーのポリシリコン

ソーラーパネルって何からできてる?

結晶系のソーラーパネルを構成するセルと言われる太陽電池は、シリコンウェハーを加工して製造しています。
そのシリコンウェハーざっくり説明するとこんな感じで製造されます。 

シリカ(珪石、珪砂などにわかりやすく言うと砂漠の砂などに含まれる)

金属シリコン(いろんなドーピング剤を入れてN型やP型のシリコンを作る)

ポリシリコン(溶融して単結晶や多結晶のインゴットを作る)

シリコンインゴット(これをスライスしてウェハーとなる)

シリコンウェハー(一般的にはよく半導体の材料といわれている)

となっています。

ちなみに、最初のシリカとは実はどこにでもある物質で、地球上では酸素の次に多い物質です。

ソーラーパネルの材料について考えるべきこと

現在、実はこのシリコンを作る過程で様々な問題定義がされています。
再生可能エネルギーでクリーンなエネルギーでCO2削減!と言っておきながら、原材料を作る過程で石炭や石油を使いさんざん二酸化炭素を排出して製造されるものが非常に多いのです。

ソーラーパネルを使っているだけで”カーボンフリー”や”ゼロカーボン”をうたっている企業が数多くありますが、残念ながら、製造される過程の二酸化炭素の排出は棚に上げているケースが大変多いのが現状です。

また、最近では強制労働や人権問題も取り沙汰されており、欧米ではそのような工場から供給を受けている製品は排除されています。特にSDGsの推進や企業の投資がESG投資がスタンダードとなる中、そういった人権問題の懸念のある企業との取引は敬遠されています。
先進国に住む我々としては、そういったことも一人一人が十分に考るべきことではないでしょうか。

本当に人や環境にやさしいソーラーパネルという選択肢

私たちRECやグループ企業のエルケムではノルウェーで良質なシリカ(不純物の少ない)によるポリシリコンの製造をしております。
創刊ブログにも紹介しましたが、ノルウェーはエネルギー消費の96%が再生可能エネルギーで賄われており、まさにカーボンフリーなエネルギーでシリコンを生成しております。

REC製品は、自社のノルウェー産のポリシリコンを極力(※)使うことで、カーボンフリーに貢献でき、人に、環境にやさしい太陽電池を製造しているのが特長です。※ノルウェー産シリコン数量が限られているため、一部製品では一定の基準を満たした要件(人権問題懸念のない供給先など)を満たすポリシリコンも使っています。(人権問題懸念の供給先の排除についての取り組みを証するレターが必要の際は係員までご連絡ください)

SDGs、ESG投資などに限らず、Co2の排出を抑えることや、人権問題を解決していくことは、人類の将来にとって大変重要です。
是非皆様にはこういった取り組みを行っているREC製のソーラーパネルをご採用ください。

また、新製品の”アルファシリーズ”は鉛フリーという業界では環境最先端の製品も製造しております。
皆様により良い選択をしていただけるように日々人に環境にやさしいソーラパネルを追及して参ります。

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