ソーラーパネルに使われるセル(太陽電池)の耐衝撃比較
※注)BGMが出ます
上記の動画はREC Alpha Pure シリーズで使われているセル(太陽電池)、向かって右側、と現在ほとんどのメーカーで使われている一般的なセル、左側の衝撃テストです。
一目瞭然ですが、左側のセルはある一定のところに達すると見事に割れてしまいます。これは、素材自体が違うわけではなく同じ結晶のポリシリコンから作ったインゴットでセルを製造しても同じ結果となります。
REC独自のソーラーパネル(セル製造)技術のメリット
これにはAlphaPUREシリーズ独自技術(従来のはんだ工程を改良し低温度で製造できる技術)によりしなやかなセルをソーラーパネルに採用することができるためです。
では、このしなやかなセルで作ったソーラーパネルはなぜ良いのでしょう?
このセル(太陽電池)は金属ではあるものの、非常に薄く作られているので指で押しただけでももろく割れてしまう素材です。
そんな素材が屋根の上に10年20年と設置されていると、台風や地震など様々な衝撃で少しずつ割れが生じていくのです。
もちろん、断線してなければ、ひびが入ったからと言ってすぐにに発電量が著しく低下したりするこは少ないですが、長い目で見ると発電量の低下や最悪の場合は火災の原因にもつながったりする可能性もあります。
また、このように割れにくいセルは発電量のわずかな低下も極力抑えることが可能で、年間の劣化率も‐0.25%(一般的には0.5~0.7%)と極めて低く、25年経過後でも92%以上の出力を保証できることとなります。
ソーラーパネルの価格が安くても電気代が高ければ意味がない
長く使えば使うほど一般のセルで作ったソーラーパネルよりも多く発電できるためLCOE(※)という発電原価を低く抑えることができます(要は電気代が安くなります!!)
最初に導入するコストは固定されていますので発電量が多ければ発電量当たりのコストは安くなりますよね!さらに言うと故障や取り換えが多くなると余計なコストがさらにのしかかり、交換までの発電ロスが大きくなります。まして、屋根上などですと故障の発見も遅れることが多くなり発電量減の影響も必至です。
割れにくいセルを使うことで、製品の耐久性が伸び、寿命も延び、発電量が多くなり、電気代が安くなる。
しなやかなセルはを使ったAlpha PURE シリーズのソーラーパネルは使えば使うほど電気代の安くなるお買い得なソーラーパネルと言えます。
※LCOE 発電システムを設置・維持・撤去に至るまでのすべての費用を生涯発電する総量で割り込んだコスト 単位kWh/円 参考リンク