REC 公式ブログ REC 10年目を迎える太陽光発電所のソーラーパネルをドローンで赤外線調査した結果

10年目を迎える太陽光発電所のソーラーパネルをドローンで赤外線調査した結果

危険なホットスポット

「弊社のパネルは品質が良くてよく発電します!」パネルメーカー各社は口をそろえて営業しています。
弊社RECも品質を特長としており、品質に加え性能、発電、保証がいいのがセールスポイントです。

さて、果たして一般的な他社パネルも含めどれくらい品質がいいのでしょうか?

ということで、思い切って調べてみました。ドローンを使って、赤外線で、設置済みのソーラーパネルを!

もちろん、ホットスポットなどの有無を調べる調査なので、すべてが即交換というようなソーラーパネルではないです。例えばホットスポットなどは、影や汚れなどの外的要因でも検出されますので一概には言えません。しかしそういった外的要因のものを除けば、内部的に何かあるので、将来的にリスクは高まります。詳しくは1枚1枚調べないと故障と呼べるかはわかりませんが、将来故障品が出る可能性は高く、不安要素のあるパネルの数に比例するので注意が必要です。

衝撃のソーラーパネル 赤外線調査結果はこちら
(PPMとは=100万分の何枚)

ソーラーパネル全般(REC以外)

競合他社の経年劣化による不良品予備軍PPM

まずはREC以外の競合他社のサンプリング調査です。主には中国製(日本メーカーの中国OEM含む)ソーラーパネルを赤外線調査した結果、14万5601枚の調査パネル総数に対して1285枚の疑義(不安要素のあるパネルで決して不良と断定できないが異常の可能性のあるもの)が存在しました。ppmにしては8825ppmという数値です。1000枚中8枚ということですね。

REC SOLAR 製 ソーラーパネル

REC製品の経年劣化による不良品予備軍PPM

RECのソーラーパネルでは、17万6895枚に対して、わずか21枚の疑義パネルで119PPMという数値で1万枚中1.2枚という結果です。
特に2013年(三重,滋賀)2014年(大分)、9年目、10年目を迎えるソーラーパネルでも17652枚に対してわずか5枚でした。

この調査では基本的にホットスポット(植害や汚れ、影の影響によるものは除外)、バイパスダイオードアクティブストリングスホットケーブルホットPID、ガラス割れ(これは外的要因含む)をカウントしております。

ホットスポット(PIDの可能性あり)画像

ホットスポット
ホットスポット

91.5℃の危険なホットスポット(火災につながる?)

危険なホットスポット
危険なホットスポット(表面温度91.5℃)

バイパスダイオードまたはサブストリングスがショートしている

バイパスダイオードアクティブ
バイパスダイオードアクティブ

参考 ストリングスホット(回路異常の可能性)

ストリングスホット
ストリングスホット

肉眼ではわからない太陽光発電設備のパネル異常、すべてのホットスポットがすぐに問題があるとは限りませんが、やはりこういったものは少ないに越したことはないです。単に発電量が落ちたりするだけならまだしも、危険なホットスポットでは火災の原因にもなります。
これから太陽光発電システムを検討される皆様には安心で安全なソーラーパネルを選ぶことをお勧めします。
そして、もう導入してしまった!という方には機会があればメーカー保証が切れる前に一度こうした調査をしてみてはいかがでしょう!

関連団体 JPEA 太陽光発電協会

ドローンを使った赤外線調査はこちら

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